新人看護師の頭を悩ますあるある問題とは

看護師の仕事を行う上で、正しく状況を判断し、優先順位を付ける能力はとても大切です。それは新人であってもベテランであっても変わらないのです。看護師の仕事は精神的にも体力的にもハードなことで知られていますが、難しいのは仕事内容だけではありません。というのも、看護師が行う仕事は多岐に渡るからです。担当の患者のところへ行く途中で他の患者に話しかけられて用事を頼まれたり、複数のナースコールが同時に鳴ったものの対処する人数が足りなかったり、本来するべき仕事に中々取り掛かかれないといった状況に陥ることは看護師にとって珍しくありません。けれど、その時々の状況を正しく判断し、適切に優先順位を付けることは中々に困難です。正解が一つとも限らず、その度の答えが変わることよくもあります。重く責任がのしかかる状況でも、しっかり判断を下せるかといった部分もポイントになりますので、新人はもちろん、経験豊富な看護師にとっても簡単なことではありません。

経験を積み、慣れて行くしかないものの、新人には大きな壁として立ちふさがることも多いです。仕事に自信が持てないと適正を疑うようになってしまうものですが、状況判断や優先順位付けをする能力が足りないのか、仕事が出来ないのかといった部分まで考えられず、頭を悩ませてしまうのは、新人ならではのあるある問題と言えます。客観的な判断が出来れば適正には問題がないと分かる筈ですが、悩んでいる時や自信がない時は判断が難しくなるので注意が必要です。尚、看護師に大切な状況判断や優先順位付けをする能力はすぐに身に付くものではありません。判断を下す立場にいなくても、自分だったらどうするのかといった視点を持ち、日頃から考えることが大切です。