日常で出てしまう看護師の癖とは

看護師として働いていると、あらゆる場面で独特の癖や職業病などが出てしまうことがあります。看護師をしていた経験のある人なら、思わず頷いてしまうかもしれません。まず癖として挙げられるのが、外出先で人の腕の血管をつい見てしまう癖です。看護師は患者に注射を打つ機会が多いので、電車などでつり革を持つ人の腕を見た時、太めの血管を見ると「注射しやすそうな腕だなぁ」とつい見てしまいます。また、看護師は衛生管理を徹底しなければならないので、いつでもカバンの中にアルコール消毒のウェットティッシュを入れる癖がつくようになります。日頃から自然と、衛生面を意識するようになるのです。

それ以外にも、友人や家族との別れ際に「またね」や「バイバイ」といった台詞ではなく「お大事に」と言ってしまうこともあります。仕事で患者を見送る時に「お大事に」と言う習慣があるため、プライベートでも思わず同じ台詞が出てしまうことがあるのです。さらに、普段看護師として働いている人が、患者として病院に通った時にも独特の癖があらわれます。問診票に文章を書く時にカルテのような書き方をしてしまったり、医師や看護師たちの動きが気になってしまったりと、様々な所で癖が出てしまいます。診察してもらう時も、専門用語を交えて詳しく説明することもあります。それだけではなく、看護師は夜中に自宅で眠っている時にサイレンの音が鳴ると飛び起きてしまうといった癖があります。このように、日常の生活においても看護師として身についた癖が思わず出てしまうのです。